韓国映画「ドアロック」を観た感想

 この映画もよくあるストーリーなのですがけっこう見応えがありました。
久しぶりにゾクゾクさせられました。どう見応えがあったのかというと、昨今の日本の現状から今後外国人労働者が続々と入ってくる流れになっています。

 その最中にあって外国人犯罪の増加や犯罪の多様性という負の部分も表面化してくることになります。なので、この映画を通して危機対策や防犯対策を考えるには一つ参考になるのではないかなと思いました。1人暮らしの女性に観てもらうとより臨場感をも味わってもらえると思います(^^ゞ

 韓国の映画は日本と違って感情や行動が激しく表現されていますからより人間臭さが出てきますね!

 この映画のあらすじ。銀行に勤めていた主人公のギョンミンが都心の古びたマンションで一人暮らしをしていた。ギョンミンが部屋でくつろいでいると突然何者かによってドアロックを操作してドアノブを荒々しくまわされた。それ以降、彼女の部屋で不審な痕跡が残っているのを時折見つける。あまりの恐怖に駆られ警察に通報するも被害に遭っていないためまともには取り合ってくれない。不安で仕事も手につかなくなり新たな引っ越し先を探し始めるが、ある日ギョンミンの部屋で変死体が発見されてしまう。

 ということで、ストーリーもわりとあるパターンなのですが。犯人もおよそは検討がついてしまいました。なので、もうちょっと捻ってほしかったかなと思いますが。あと、ギョンミンの職場に仲の良い友達がいるのですがその子の性格がなんといいこと。そのシーンでなんか少し泣けてきました。こんなおもいやりのある友達が1人でもいれば最高ですよ( ;∀;)

 この子のようにいい人もいれば犯人のような歪んだ心を持ったわるい人も含めて1人1人考え方や価値観も違います。元々純粋な人も育ってきた環境などで次第に変わってしまうのかもしれません。

 よくあるのが、学生時代はまじめで挨拶もふつうに交わしており、問題なく生活を送っていた犯人について近所の人のインタビューで「こんな事件を起こすなんて驚きましたよ!」なんてよく巷のニュースで聞いたりします。

 犯罪の一線を越えてしまうのかはそのような1人1人の持っている根底の思想や価値観で大きく変わってしまうのだろうなと思いました。

 つまり、人はまわりの環境に強く影響されるということですね。どういった価値観や思想なのかで進む方向も変わってしまうということなんだろうと思います。

 価値観や思想は人の行動を決める根幹部分だと思いますので、生きていく上で非常に大切であると私は考えています。

 この部分がしっかりしていれば、どんなに影響を受けてもよほどのことがない限りは苦しくとも乗り越えてゆけるものだと私は考えています。

 もはや現代社会では昔の日本のように家の鍵をかけないなんてことはもうほぼ有り得ないですね。この映画を観て1人でも多くの人に防犯意識をもって対策を考えてもらえればいいかなと思いました。

 というわけで、そういった思想について気になりましたので次回は、日本の宗教事情について触れてみたいと思います(^^)/

 

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